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東北再出発応援日記バックナンバー

北村東北財務局長

 東北財務局長の北村です。
 これから多くの方の声をお聞きし、試行錯誤しながらも我々の役割、我々にできることは何かをたえず考えながら全力で取り組んで参ります。

2013.6.28

 本日付で復興庁審議官に異動となります。
 東北財務局長として着任以来、約一年間お世話になりました。

 東日本大震災から二年三か月余りが経ち、被災地を訪問すると復興の槌音が聞こえるところが段々増えてきたように思います。災害廃棄物(がれき)の処理が進み、公共インフラの復旧・復興も着実に進展しています。グループ補助金などを活用した地場産業等のなりわいの再開も徐々に始まっています。他方で、今回の震災が地震、津波、原発事故といった複合的でかつ未曽有の規模であったことから、まだまだ復興は道半ば、いや緒に就いたばかりというべき地区が残されていることも承知しています。原発事故周辺では帰還の目途さえ立たない場所もあります。安定した生活を取り戻すまでにはまだまだ時間がかかりそうな場所が多いようです。
 とりわけ津波浸水地域での復興まちづくりについては、元の場所にそのまま戻ることができない制約の下、防災集団移転促進事業などにより自分たちのまちづくりを自分たちで話し合って合意を形成していくプロセスは、困難ではあっても避けては通れない道です。市町村の職員の方々を含め、復興へのいばらの道のりに何とか耐えてほしいと祈るばかりです。
 東北財務局が取り組んできた復興支援も、まだまだ道半ばです。その中でも、二重債務問題などはこれからの復興まちづくりの進展にあわせて本格化していくのかもしれません。その時まで新しい制度の周知・広報など、我々にできることは何かを考えながら、引き続き手綱を緩めることなく取り組んでまいります。

 短い期間ではありましたが、この一年被災地を始め各地で多くの方々に様々なお話を伺うことができたことに改めて感謝申し上げます。復興の先にどのような「新しい東北」が生まれるのか、また目指すべきなのかを考えながらの行脚だったように思います。
 この間に見聞したことを糧として、微力ではありますが引き続き被災地復興の仕事に取り組んでまいります。
 ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いいたします。

 2013年6月28日  
    北村 信

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