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東北再出発応援日記バックナンバー

北村東北財務局長

 東北財務局長の北村です。
 これから多くの方の声をお聞きし、試行錯誤しながらも我々の役割、我々にできることは何かをたえず考えながら全力で取り組んで参ります。

2013.2.21

 二重債務問題の解決策の一つとして一昨年8月から開始された「個人版私的整理ガイドライン(いわゆる被災ローン減免制度)」の利用が増加してきています。

相談件数及び債務整理の成立件数の推移

債務整理の申出件数及び債務整理の成立件数

 これまでの経緯を振り返ると、受付開始(23年8月)から一年程度は金融機関による柔軟な条件変更や復興まちづくりの進展待ち等により低調でしたが、登録弁護士数の拡充が進む中、金融庁・東北財務局から業界団体・金融機関に対するガイドライン活用要請(24年7月、10月)や地元金融機関や弁護士会等と連携した無料相談会の開催を契機に大幅に増加してきています。
 この無料相談会は、東北財務局、弁護士会、ガイドライン運営委員会が各自治体、地元金融機関等の協力を得て各地で開催しているもので、利用が想定される被災者の身近な場所で関係者が一堂に揃って制度の説明を行い、個別相談にも応じるというものです。
ガイドライン無料相談会の開催実績
開催日時 時間 会場 周知広報
市町
実績
参加者 個別相談
平成24年
 11月11日(日)
14時~16時 亘理町 中央公民館 亘理町 約80名 27件
平成24年
 12月2日(日)
14時~16時 山元町 中央公民館 山元町 約40名 18件
平成24年
 12月16日(日)
14時~16時 南三陸町
 ベイサイドアリーナ
南三陸町 約50名  26件
平成25年
 1月20日(日)
14時~16時 名取市文化会館 名取市
岩沼市
約80名 36件
平成25年
 2月3日(日)
14時~16時 気仙沼市民会館 気仙沼市  約100名 36件
平成25年
 2月17日(日)
(1回目)10時30分
      ~12時30分
(2回目)14時~16時
石巻専修大学 石巻市
東松島市
女川町
約290名 89件

   ガイドライン無料相談会の今後の開催予定
   
開催日時 時間 会場 周知広報市町
平成25年
 2月24日(日)
13時30分~15時30分 陸前高田市役所 陸前高田市
平成25年
 3月16日(土)
14時~16時 いわき市労働福祉会館 いわき市
平成25年
 3月17日(日)
13時30分~15時30分 釜石地区合同庁舎 釜石市
大槌町
平成25年
 3月17日(日)
(1回目)10時30分~12時30分
(2回目)14時~16時
宮城野体育館 仙台市
多賀城市
塩竈市
七ヶ浜町
平成25年
 4月7日(日)
(1回目)10時30分~12時30分
(2回目)14時~16時
石巻市河北総合センター
(ビッグバン)
石巻市
東松島市
女川町
平成25年
 4月14日(日)
13時30分~15時30分 大船渡地区合同庁舎 大船渡市
平成25年
 4月21日(日)
13時30分~15時30分 宮古地区合同庁舎 宮古市
山田町
 これまでマスメディア等から、利用が少ないとの批判をいただいてきました。当局では金融機関を通して、さらには仮設住宅等へ赴いて広報用のチラシやポスターを配布し、また防災集団移転促進事業の住民説明会の場などでも周知の努力を続けてきました。それでも、被災者個々の事情は様々であって、また復興まちづくりが思うように進捗しない中で生活再建の具体策が見えないことなどから、利用を躊躇される向きも多かったのではないかと推測しています。
 我々にできることは、この制度の周知活動を粘り強く継続し、被災者の方々にまずはその内容をよく知っていただくことに尽きると考えています。今後、前述の無料相談会を継続していくことに加え、従来以上にメディア・ミックスを活用した周知広報に取り組んでいきます。
 ○被災3県でのテレビ、ラジオでのCM放映
 ○被災3県の地元紙を中心にチラシ折り込み
 ○被災3県の沿岸部を運行する路線バスにラッピング広報
 ○被災3県の主に沿岸部を運行する電車の中吊り広告

写真1

写真2

写真3

写真4

 この制度の活用により、被災者の復興へ向けた取り組みを金融面から後押しをしていきたいと考えています。身近に被災者の方々がおられましたら、是非「個人版私的整理ガイドライン(いわゆる被災ローン減免制度)」のことをお伝えいただきたいと思います。

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