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「がんばろう東北」レポートバックナンバー

岸本東北財務局長

2013.8.9

着任の御挨拶

 6月28日に、東北財務局長を命ぜられ、仙台に着任してから、1か月余りとなりました。東北6県の発展のために、精一杯務めますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 東北財務局として取り組むべき課題の第一は、震災からの復旧・復興をさらに進めることです。着任以来、宮城県、福島県、岩手県の被災地各地を訪問し、現場を見、お話を伺ってまいりました。
 

宮城県南三陸町

福島県富岡町

岩手県宮古市田老地区

 震災から2年5か月となりますが、これまで、地元の皆様を始めとして、関係者の方々の非常な御努力によって、復旧・復興は力強く進められてきていると考えています。財務局としましても、迅速な災害復旧事業の実施、仮設住宅のための公務員宿舎や国有地の提供、個人債務者の二重ローン問題についての無料相談会の開催、地方公共団体への人的支援等、できる限りのことをしてまいりました。しかし、依然として、11万5千戸を上回る方が仮設住宅等に入居されており、産業においても仮設等で事業再開ができた方のうち6割の方が売上が回復していないということです。早期に震災から復旧・復興ができるように、これからも、最大限努力してまいります。

岸本局長

 東北財務局の課題の第二は、東北6県の経済の発展への貢献です。財務局は、財務省の総合的な出先機関として財務行政全般に当たっており、また、金融庁の委任を受けて金融行政も担当しています。財務金融行政を通じて経済の活性化に貢献していけるように、現場の企業、農林水産業者を始めとして、地元の皆様の声をよく聞いていきます。そして、課題の解決に向けて、既に用意されている国の諸施策を活用してもらうことや、また、新たな政策立案に反映させていくことに努めます。経済の活性化に向けて中心となるのは、もちろん実際に経済活動をしていらっしゃる企業等の方々ですが、国としてどのようにお手伝いできるか、日々のお仕事の中でお困りの問題について、是非お話を伺わせていただければ有り難いと存じます。

 さて、長引いた梅雨もあけ、東北地方は夏祭りの季節を迎えました。私も着任早々に塩竈みなと祭を見学したほか、最近も、夜行バス等を使って、盛岡のさんさ踊り、秋田の竿燈、青森のねぶた、仙台の七夕を見学しました。地元の方々と観光客が心を一つにして取り組んでいる、これらの祭りを拝見すると、東北地方の伝統の力や溢れるようなエネルギーに打たれ、深く感動しました。私は、京都で生まれ育ち、東京で仕事をしてまいりましたので、東北地方については、本やメディアで知ってきただけですが、今後は、仕事でもプライベートでも、せいぜい現場に出て、直接に見聞して、自分なりの東北像を描いてまいりたいと思っております。
 地元の皆様方の御支援御指導を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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