ページ本文

2011年7月25日

 7月15日(金)、仙台市内において、6月22日に成立した金融機能強化法の改正法に関する説明会が開催されました。講師は、この法律を直接担当する金融庁監督局の西田銀行第二課長で、58の地元金融機関が参加しました。 被災地の多くの金融機関がこの制度を積極的に活用して、被災地の企業等に十分な資金を供給し、地域の復旧・復興のために、その機能を十二分に発揮されることを期待します。

 7月16日(土)、17日(日)、仙台市内において、東北の夏祭りを盛り上げるイベント、東北六魂祭が盛大に開催されました。観光客が減少するなど、深刻な風評被害の中で、元気な東北の姿を全国あるいは世界にアピールすることは非常に重要です。それには、東北の夏祭りは、正に絶好の機会と言えます。東北六魂祭では、北から青森ねぶた祭、盛岡さんさ踊り、秋田竿燈まつり、仙台七夕まつり、山形花笠まつり、福島わらじまつりが仙台に集結しました。私も6つの祭りが一度に観られると期待して、会場に足を運びましたが、あまりの人出に会場に近づくことすらできませんでした。予想された人出は10万人でしたが、実際には36万人の人々が集まったようです。そのような大群衆が仙台市の一角に集結したのは過去に例が無いのではないでしょうか。祭りは観ることはできませんでしたが、東北の復興へのエネルギーを肌で感じ、大丈夫だという自信が湧いてきました。

 直接被災した地域の夏祭りも、規模を縮小しながらも、復興を祈願して開催されています。 7月18日(海の日)には、塩竈みなと祭が開催されました。塩竈神社と志波彦神社のお神輿を「鳳凰丸」「龍鳳丸」の2隻の御座船が、約80隻に及ぶ供奉船を従えて、松島湾を巡幸する様は実に勇壮です。
 また、津波と原発の被害を受けている相馬市および南相馬市でも、7月23日から25日に、起源は平将門にまで遡るという「相馬野馬追」が行われました。この祭りでは、500余旗の騎馬武者が参加する神旗争奪戦が有名ですが、今年は人も馬も被災し、また開催場所が緊急時避難準備区域の南相馬市内であることから、このメーン行事は行われませんでした。それでも、甲冑の下に黒の紋章を付けた約80騎の騎馬行列は、鎮魂と復興の思いをこめて、威風堂々と行われました。総大将を務める旧相馬藩33代当主の長男・相馬行胤氏は、騎馬武者を前に「一人一人が相馬野馬追の伝統の力を信じ、一日も早い復興が実現することを念じながら、行軍してほしい」と訓示しました。

(塩竈みなと祭)

(相馬野馬追)

 7月19日(火)、岩手県、宮城県、福島県において、東日本大震災復興対策本部の現地対策本部と被災市町村の首長との意見交換会が行われました。これは、政府の「復興の基本方針」を策定するに当たって、被災市町村の意見を聞くものであります。その中で、各首長から「復興計画の財源を明確化して欲しい」「国としての復興ビジョンを早急に示して欲しい」「原子力災害の対応として、放射線量の低減対策、風評被害対策等、具体的方針を示すべき」などの意見が出されました。

 7月21日(木)、東北農政局が主催する「東北ブロック6次産業化推進行動会議」が開催されました。この会議は、震災前の22年11月に、東北地域の農業の活性化を図るために立ち上げられたものです。東北財務局としても、金融機能を活用して地域を活性化する観点から、設立当初からメンバーとして参加するとともに、この会議の下に設けられている4つの分科会の一つである「金融分科会」を主催しております。震災後、この会議の活動は中断しておりましたが、農業の復興への取組みの柱の一つとして6次産業化を推進していくこととし、活動を再開しました。

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Reader(無償)が必要です。
ダウンロードした後インストールしてください。

Get Adobe Reader